つくしんぼうと山桜

手抜きしつつ毎日着物、元保護猫と暮らしています

昭和なウール絣の長着

 

昨日洗ったウールの絣風の着物は羽織とセットの中古激安品。身丈が足りないのを承知で買いました。羽織を解いて胴接ぎに使い、残りで帯を作るつもりでした。でも試しに着てみたら腰紐をかなり下げれば着れないこともない…羽織のサイズも割といい感じなので解くのが惜しくなってきました。

 

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 タートルの色が微妙過ぎて首に無数の皺があるように見えるのはスルーで。

 

年齢的にもこの柄は無謀だと思いますが、家着だし(って事にしますw)。適度に張りがあって滑りにくいので、着やすいし着くずれもしにくい。家で着るにはやや短めに着付けた方が動きやすいので着丈の短さも何とかごまかせる。裄がちょっと短めなのも家事をするのには好都合。それに着物の雰囲気的に襟をがっつり抜く感じではないからタートルインで着るのにも合う(襟を抜くと前のお端折りが無くなるって理由もありますが)。

 

羽織とセットで着ることはないと思うけど、羽織のサイズも動きやすくていい感じなんです。本来鋏を入れない位置で切ってしまうのはもったいない…そんな訳でこれはどちらも直さずに着ることにしました。 試しに着ただけなのでこの組み合わせってどうなの?という感じですが、着ていて楽だったのでこの上にかっぽう着を着て過ごしてしまいました。

 

合わせた半幅はヤフオクでゲット。「まとめ売りなので詳細は省きます」って感じの出品で、画像を見る限り好みの系統が多く入っていたので入札してみました。現物も予想以上にいい感じでラッキーでした。

 

実はもう1セット似た様なウールのセットを持っているんです。同じお店で同じく激安で購入。そちらは身幅がやや狭いので、脇で幅出ししつつ裄も出そうと思います。(襟周りをいじるのは面倒なのであまりしたくないんですが、単衣の脇と袖付けを縫い直す位なら大丈夫)夏になる前にそちらの直しを頑張りたいです。