今日は先日の幾何学に桜のウールに自作のなんちゃって長羽織(モモンガ袖カーディ)を羽織って図書館へ。(前回の蕎麦屋の店員的ビジュアルから出世したかも?)図書館内には知り合いもそこそこいるので何となくハードルが高かったんですが、思い切って着て行っちゃいました。
羽織紐用に乳(ち)を付ければよかった…。
モモンガ袖のなんちゃって長羽織
ネップ入りでプクプクした薄手のニットで縫いました。基本的には四角く切ってぐるっと縫うだけの簡単な作り。着てみたらちょっともたつきが気になったので少しだけアレンジしています。でも置くと完全に平面なのに着るとふんわりしたドレープが出て羽織に見えるんですよね、これ。
着物ブロガーさんの自作品とか大まかな作り方の紹介、市販のモモンガカーディを着物用にしている人のブログetc.あちこちでお見かけして、かなり気になっていました。実際に作って便利さを実感。家でも気軽に羽織れるし、羽織や道行より「The着物」って感じが薄れるので和服の人がいない場でもなんとなく馴染やすい気がして重宝してます。
余り布でコサージュ
このままで外出するとやっぱりはだけやすいので(それなりに風があった)、共布でなんとなく作っておいたバラのコサージュで留めました。
くるくる巻きつけてザクザク縫う。裏に安全ピン。
重さで下を向くバラのブローチ…。
前を留めている画像はいまいちな感じですが、全体のシルエットは悪くないんですよ。でもこうして見る限り、着物の時は羽織紐で留めて自然に羽織る方がいいかな。ウッドビーズとか大きめのビーズで羽織紐も作ってみたいです。実は組みひもディスクにも興味津々ですが、一度にあれこれ手を出すと買った時点で満足してしまいがちなので現在自主規制中。ちなみにこのモモンガカーディは洋服の時にも結構着ていて、レギンスとの相性もいいです。洋服の時は大体このコサージュで留めています。
着になる周囲の反応
図書館とその近くで会ったのはラッキーな事に親しい人ばかりでした。声を掛けくれたのは同年代と少し歳上の女性数人だったのですが、「あらぁ素敵~」とか「カワイイ」とか褒めて頂きました(私自身ではなく着物を褒めてくれたんでしょうが、とりあえず真に受けときますw)。内心ドキドキだったのでホッとしました。
着物あるあるネタというか、ある意味お約束の「自分で着れるのー?」「着付け習ってたの?」の他、「いい色の着物ね~」って言葉も頂きました。着付けを他所で習った経験もないし、ちゃんとした着物(礼装とか)はまともに着る自信もないし(野望はある)、色は好みの問題なので褒められたら嬉しいけど、ウールの安い中古品と自作アイテムの組み合わせなので、なんかすみませんって感じでした。
着ているもの
- ウールの長着
- モモンガ袖のなんちゃって長羽織(自作。共布のコサージュ付)
- 半幅帯(ベトナム製の織物で自作。リボン返しのアレンジ)
- 半襦袢(襟の端に10㎝位の晒を縫い付けてあります。襟元を直す時に便利)
- 襟ぐり広めの半袖のベア天カットソー
- ネルの裾除け(自作。ふくらはぎが隠れる丈)
- 腰紐(自作。半襦袢の胴に1本、長着の腰に1本)
- コットンの伊達締めもどき(自作。着物の胴に1本)
- ベルトつき前板
- 足袋ソックス(100均商品)
- サボ
着付け概要
- 半襟と羽織の色は軽めのブルー系でリンクさせる
- 帯(黒ベース×原色)で全体がぼんやりした印象にならないようにポイント作り
- 帯の黒だけが浮かないようにビックスは紺ベースに濃いめのピンク(花模様)
課題&反省点
- モモンガ袖のなんちゃって長羽織に羽織紐を使いたいので乳(ち)を付ける
- 羽織紐作りたい
- 外出時にそれなりの丈のネルの裾除けはちょっともたつく(風の日は特に)
- 防寒裾除け改善策(案)⇒⇒ (外側)滑りの良い裏地 +(内側)ネル
以上、本日のご近所着物でした。