今日は初の本物美容襟(=自作のなんちゃって美容襟じゃない!)を使っておうち着物。この美容襟は装道の商品でリサイクルショップで新品箱入り540円。自作の物と比較しつつ使ってみました。
半襟もハギレで急きょ自作。(四角く切って周囲を縫うだけw)
●本物となんちゃって美容襟の違い●
実はこの美容襟をGETしたのは少し前なんですが、なんとなく夏の暑い時期は汗の事を思うと使いたくなくて。やっと気温も落ち着いてきたので使ってみました。半襟をつけつつ、自作品との違いを観察。大きな違いは2つありました。
素材
自作はコットンで本物はポリエステル。適度に張りがあり、軽い。衣紋抜きも紐も薄くて柔らかな素材で、これなら表に響かないし、きゅっと締めても痛くない。皺も付きにくそうな印象。ポリは乾きも早いとこもいいんですよね。
折り目の位置
自作は端から端まで幅を半分に折り畳んでいるので棒襟状態。しかし本物は折山が斜め!中心部分は普通に幅の半分ですが、端に向かって広がるように折山が少しずつ内側に寄っているんです。このおかげできれいなカーブを描いてふっくらするみたい。
また、斜めの折山だと端の方は2枚重ねになっている部分が少なくなります。このおかげで帯の辺りで変な厚みが出ない!これは次の自作品で必ず取り入れようと思います。
安定の素足w
●サラサラのウール系化繊●
この短冊柄を着るのも久々。縫い合わせはミシン、細かい部分は手縫いのお品。ミシン糸の色の外しっぷりから、家庭で縫われた物っぽい。(でも丁寧に作られています) 広襟でサイズもいい感じなので、やや長めに着付けてもお端折りが普通に取れます。(腰紐の位置は低めですが)
細かい柄で色がたくさん入っているので帯の守備範囲が広い気がします。今日は短冊の色の中からブルーを選んで、半襟も着物の中の色から淡い黄色を。帯締めも色を合わせました。(半襟はハギレで急きょ作りました)
利休結び+帯締め。この角度で見るとなんかビミョー…。
衣紋の抜きは普通。さすが本物の美容襟。半襟が出てない!!
色のバランス的に手(画像では右上の部分)を返して裏の柿色を見せました。
●着ているもの●
着物類
肌着類
- ストレッチレースの胸当て
- 肌襦袢
- 装道の美容襟
- コットンの裾よけ(自作) *着物が薄手なので裾よけも柔らかいコットン
- 普通の下着
自作で試行錯誤も楽しいけど、本物と見比べて正解を知るのも楽しいと思う本日のおうち着物でした。