つくしんぼうと山桜

手抜きしつつ毎日着物、元保護猫と暮らしています

馴染みすぎた半襟を帯周りで挽回してみた ザックリ渋めのウール紬でおうち着物 

今日は渋めウール紬で辛口コーデ。

 

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半襟同化気味。

 

思ったより目立たなかった半襟

今日は遠目にはヒョウ柄にも見えなくない渋いウール紬を着てみました。(よく見ると流水とか笹とか菊っぽいお花とかいろんな柄が入っています)渋めにしようと辛子×黒の半襟(左右で接いだ両面使い)を合わせて着てみたのはいいけど、遠目で見たらなんだか同化してどんよりした色合いに…。

帯まわりで挽回してみる

だからって着替えるのも面倒。なんとか帯まわりで挽回してみようって事で、クッキリ系の博多帯&帯締めを合わせてみました。とりあえずメリハリはついたのではないかと。赤って便利だし挿し色として優秀ですよね。「困った時の赤」って感じ。

 

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帯まわりでメリハリをつけてみた。

 

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片側がレインボーカラーになってます。

伊達締めの使い方を少し変えてみた

胴に巻いて前で2回からげてから捻じって端を入れ込むのはいつもと一緒。この余った分を畳んで長さを半分にしてから入れてみました。そのままだと端っこが体側に当たってなんだかゴロゴロしがちで。半分に畳んだらしまいやすいしその後に帯を巻くのもラク。からげた部分のすぐ横に余りを入れているので、からげた部分の段差がなくなるみたい。(普通にそうしてる人には「何を今更…」って感じかもw)

 

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吉弥結び。(手先を広げるバージョン)

貝の口系の中で一番女子っぽい(と思う)

今日は吉弥結び。いつもは畳んだままの手先を広げてみました。キリッと系の代表みたいなイメージの貝の口系の中で、矢の字や吉弥結びは垂れがある分女子っぽい感じがしますが、その中でもこの手先を広げたバージョンがいちばんかな、と。(個人的感覚) 

ところで「矢の字」と「吉弥結び」の区別ってどうなってるんでしょうね?個人的には垂れが斜めのを「矢の字」、垂直なのを「吉弥結び」って呼んでいますが、いまいち正解がわからないんですよね。)

 

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手先を広げたのでいつも以上にぺったんこ。

 

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帯の面積が広い=気になるお尻もなんとなくごまかせる。

 

着ているもの

着物類
  • 流水とか笹とかの文様のウール紬(撥襟) *腰紐1 胸紐1 ポリ伊達締め 下前のお端折りは折り上げすに揃える
  • 博多献上(半幅) *吉弥結び 前板無し
  • 片レインボーの帯締め
  • コットン半襟(自作) *差し込み式のプラ襟芯
肌着類
  • 晒の肩布付美容襟(自作) *脇縫い無しの肌襦袢ぽい感じ
  • コットンの裾よけ(自作)
  • ソフトカップ付きのノースリーブ・普通の下着
  • かぎ針編みのルームシューズ(自作)

 

あくまでも当人比とはいえ帯周りが上手くいってちょっと嬉しい本日のおうち着物でした。