冬仕様の半襟をいくつか春向けに付け替えたので、なんとなく春っぽい切りばめ柄を着てみました。
ウール帯ってやっぱり春先までなのかなぁ。
里帰り候補
今日はそこそこ暖かいので(外は強風だけど)里帰りを想定して着てみました。組み合わせって実際に着ないとわからないし、以前の記憶って思い込みがあったりして意外とアテにならないので(※私の場合)。
春っぽい色合いで柄的にも帯をあまり選ばないタイプ。撥襟で着やすいし静電気が起きにくいのも高ポイント。いかにも和!って柄じゃないのでお洋服の中でも浮きにくいのではないかと。袖丈がちょっと長めで控えめにラメが入ってるのも個人的に気に入ってます。
ちょっと長めの袖丈。
銀座結び(もどき)
里帰りの時は荷物を減らしたいので、お太鼓じゃなく銀座結び(枕無し)にしてみました。角出しもいいけど結んだあとがこちらの方が少なくて済むので。
…とか偉そうに言ったものの、やっぱりでろーんとした仕上がりに、、、
お太鼓部分が長すぎました。お太鼓の内側の垂れをたくし上げた部分に手先を通しているんですが、この部分をもう少し増やしてお太鼓部分をもう少し短くしたらふっくらした形になりますね。
襟はスッキリ決まったけど帯の間延び感がハンパないw
衣紋と後ろの肩全体を馴染ませる
衣紋から半襟が出やすいのって、襦袢と着物の衣紋(襟)だけじゃなく肩(後ろ側)までちゃんと馴染ませていないのが原因だったみたい。偶然見かけた着せつけの動画の説明だったんですが、今まであまり意識していなかった事でした(うまくいってる時は偶然馴染んでいたのかも)。
確かに端っこだけ合わせても土台の部分がズレてたら動いているうちにズレちゃいますよねぇ。
それで思い出したのがミシン縫いの時の事。大きいパーツ同士の単純な縫い合わせってしつけやピンうち無しで縫う事が多いんですが、端っこだけ揃えてもだんだんズレてくるんですよ。でも全体をちゃんと重ねておけば細かく直さなくても大丈夫。それと同じだなぁって妙に納得しちゃいました。
枕無しの銀座結び(もどき)。
着崩れ防止は自分のだけ為じゃなく
2巻きの後は結ばずに畳みましたが、移動を考えるとやっぱり結ぶ方が安心かなぁ…春休みで電車も混むかも知れないし。派手に緩んだら自分も嫌(っていうか恥ずかしい)けど、周囲だってビミョーですよね。リサイクルの安物でも「着物」ってだけで周囲に気を遣わせることもあるくらいなので、こちらの不注意で変な事ならないように気を付けたいです。
垂れ下がったお太鼓って感じ。
着ているもの
着物類
- スモーキーな切りばめ柄ウール(撥襟) *腰紐 胸紐 下前のお端折りは折り上げすに揃える
- 臙脂のウール名古屋 *銀座結びもどき 枕・前板無し
- ラメ入りストール(帯揚げ代わり)
- グラデ―ションの帯締め
- チェックのコットン半襟(自作)
肌着類
おまけ
スーツケース、思い切って買っちゃいました。我が家にあるスーツケースは大昔のかなり大きくて重たいのと、機内持ち込みOKの小さいサイズしかなかったので。
着物でもしっくりくるのがいいなぁって事で選んだのがコレ。息子が使う時だってあるかも知れないので、いかにも女子向けな色は避けました。(週明けには届くはず)
本畳みの着物(私は3つ折り派です)が無理なく入る大きさ(目安としては5~7日程度のMサイズ)。本体も軽めなので今までよりかなり楽に移動出来そうです。
父は2回目の放射線治療が終わって退院したそうです。1回目より体力的なダメージがあり、退院後4~5日はかなり疲れた様子でいたようですが、少しずつ回復しているようです。副作用は色々ありますが、身体に支障のない範囲で、ごみを出しに収集所まで行ったりリビングに掃除機を掛けたりしていると聞いて少しだけ安心しました。
3月中に帰れたら春場所のテレビ観戦を一緒に出来たのになぁ…なんて呑気なことをつい考えてしまうけど(父も一人で観るよりは楽しめるかな…とか)、その期間にまた入院しているかも知れないんですよね。(腫瘍が小さくなった時点で手術する事になっているので)
息子の事も父の事も(母や姉の事も)、心配したらキリがないけど…少しでもそれぞれの辛さが和らぎますように。