つくしんぼうと山桜

手抜きしつつ毎日着物、元保護猫と暮らしています

リサイクルの銘仙を洗う

ご無沙汰してました。

相変わらず毎日着物で過ごしています。(写真を撮るのが面倒になってしまい、なかなか更新出来ずにいますが…)

 

今日はずっと気になっていたリサイクルの銘仙を洗ってみました。(夜になって急に思い立った)

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タイルみたいなポップな市松の銘仙(某Sさんで購入)

 

色柄がものすごく好みでサイズ的にもいい感じ、でもなんとなく全体的に埃っぽいような…。古い着物にありがちなレベルで特別酷い訳ではないけど、やっぱりこのまま着る気にはなれず。

色が出やすい赤が使われているし八掛も韓紅。色移りしませんようにと願いつつ「ドライニング」で洗っちゃいました。(※本来は着物NGだけど自己責任で)

 

ウール着物ならネットに入れて洗濯機(おしゃれ着洗いコ-ス)ですが、たらいで優しく手洗いしました。かなり低めのぬるま湯(説明書的には25℃)にドライニングを溶かし、畳んだ着物を端からゆっくり浸けて5分放置。無理やり沈めずに洗濯液が浸み込むのを待てば着物の内側までちゃんと洗濯液が入ります。

 

浸け洗いでOKらしいけど、何度も洗いたくないのでゆっくり優しく押し洗い。予想通り洗濯液は赤くなりましたが気にせず着物を引き上げ、お水を変えて3回すすぎました。(着物に変な皺がつかないようにとにかく優しく!)

 

着物は絞らず斜め(畳んだ着物がトランプのダイヤみたいな角度なるよう)に持つと早く水が落ちるので、しばらくその形で待って水滴のぽたぽたがゆっくりになったらタオルに挟んで更に水切り。

水分の重さで縮みを防ぎたいのでタオルドライのみ。ウールなら洗濯機でごく短時間脱水しますが、袷は脱水の時に変な皺がついたり胴裏がずれやすいし。

 

あとは着物ハンガーに掛けて干すだけ。床が赤くなったらショックなのでしっかり新聞を敷き、布目がまっすぐになるように気を付けて着物ハンガーに掛けました。

 

心配だった色移りは無い様でひと安心。ホントは生乾きでアイロンを掛けるべきなんですが、アイロンなしでも大丈夫っぽいし眠くなってきたのでこのまま乾かそうかと。

干している最中に気付いたんですが…なんだか短めな袖丈は7~8㎝出せそうな感じです。気付いてたら先に直したんだけどなぁ。。。まぁビミョーに裾が袋になってる気もするので、袖も一緒にお直しかな。

 

なんとなーく生成りだった部分が淡いピンクなったような??とはいえ斑もなく、色合い的にもいい感じ。とりあえずサッパリして良かったです。(着るのが楽しみ)