つくしんぼうと山桜

手抜きしつつ毎日着物、元保護猫と暮らしています

今日も「長襦袢に伊達締め」をお試し。(昔の壁紙みたいな柄のウール絣で渋めに)

 

長襦袢に伊達締め。今日は別の長襦袢で試してみました。コーディネイトのスタートは長襦袢なので、袖丈と裄が合う渋めのウール絣を着てみました。

 

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今日は色とびではなく真っ白な半襟

 

●ビミョーに着にくい長襦袢で実験●

昨日とは違う長襦袢でお試し。今日の長襦袢は昨日とは全然違うタイプです。化繊なんですが、重たくはないんだけど厚地で張りがあって、テロテロな着物の下には着れない感じの素材感。未着用のまましまい込まれてたっぽリサイクル品の長襦袢です。ぶっちゃけサイズがビミョーに合っていないので衣紋を抜くと着にくいこの長襦袢だとどうなるかって事で試してみました。

 

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今日は前板入れてます。帯の皺もなくスッキリ。

 

●衣紋を抜きにくい長襦袢

「着にくい」を具体的に言うと、「衣紋が抜きにくい」って事なんです。繰り越しが浅い訳でもなさそうだけど、自然に着ると衣紋が全然抜けない。素材に張りがある事と、広襟の折りぐせがかなり幅広な位置についている事が原因なのかなぁ。。。ちょうどいいように衣紋を抜くと、お尻の位置にものすごい生地が溜まっている状態になるんです。

●結構いい感じ?●

胸紐を掛けた時点でお尻のところに溜まった生地は無視して背中の皺を取り、紐の下の余った部分を畳んで伊達締めをしてみました。テロ~ンとした素材じゃないので、この時点ではなんとなくおさまってる感じ。そのあと普通に着物を着たらそれなりに大丈夫。イマイチな部分もあるものの、「あ、結構いいんじゃない?」って印象。・・・が、しかし。

 

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静電気・・・髪がモワーン。今日はカルタ結び。(尻尾なし) 

●衣紋の抜きを直しにくかった、、、● ←伊達締め無関係

今日の着方だと、腰の下に余る部分はただ折り上げているだけになるので衣紋が詰まった時に直すのがちょっと大変。でも普段以上の安定の良さは感じます。(そもそもこの襦袢自体に問題があるんだし・・・) この襦袢はやっぱり少し手を加えた方が良さそうだけど、お家用ならアリかな?と思えるレベルになりました。 

 

 

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なんだか腰回りがどっしり。(中に着すぎ)

●中に重ね着(重ね巻き?)●

今日も中にいっぱい着てます。長襦袢自体も厚地なんですが、その下にネルの裾除け。更にお腰みたいな短い裾よけも巻いてます。ソックスはニーハイでひざ上まで。(上はベアテンのカットソーだけなのでまあ普通)今日はそれなりに気温が高めなのにどんだけ重ねるんだ?って感じですが、ちょっと熱出した後なので念の為。

 

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胴回りが丸太のようですが・・・やっぱり着こむと温かい。 

 

●着ているもの●

着物類
  • 壁紙模様のウール絣(撥襟) *コーリン腰ベルト1、胸紐1
  • 斜め縞の化繊半幅 *カルタ結び ゴムベルト付き前板1
  • ポリ縮緬半襟(白) *半襟付きの長襦袢 A4コピー用紙の襟芯(2枚連結)
肌着類
  • ベアテンカットソー *襟ぐり広めの物
  • 長襦袢(広襟・ホック付) *胸紐1 正絹伊達締め1
  • ネルの裾よけ(自作)
  • コットンのお腰(自作) *裾よけ的に使用(寒いので重ね着)
  • ニーハイソックス

 

元が元なので完璧とまではいかなかったけど、「長襦袢+伊達締め」を試す価値は大いにあった本日のおうち着物でした。