つくしんぼうと山桜

手抜きしつつ毎日着物、元保護猫と暮らしています

昨日の清楚系のお花の着物を桜色の帯で着てみた。

 

今日は昨日と同じ着物で小物をチェンジ。今日は帯が主役。

 

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どうも色が上手く出ないけど、帯はもう少しあたたかい感じの桜色。

 

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こっちの方が実物に近い色。今日は帯締めナシで前板は入れてます。

●春待ちコーデその2●

今日は半襟をおとなしい色にして、帯が真っ先に目に入る感じにしてみました。あたたかい感じの桜色の帯はベトナムの素朴な織物で作った物。以前何度もブログに書いてるけど、こうして見ると全然違和感ないのが面白いなぁ・・・って思います。半襟淡いグレーもこの帯の色も、控えめに着物の柄に入っているので、全体としてヘンに浮く部分がないし、春を待つ気持ちをコーデに反映出来たのではないかと。

 

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文庫の羽根を長く取って垂らしてみた。

●ちょっと苦手な文庫結び攻略●

この帯は重たい割に張りはあまりないので(厚手を2枚重ねているので芯無し)、文庫を結んだ時にちょっと下がり気味になりやすいんです。今日は結ぶ時に緩まないようにしっかり巻き上げて、結んだあとの羽根もしっかり広げてキッチリ折り返すように気をつけました。羽根を屏風だたみにする時羽根の位置が下がらないように。手は普通より長めにとって、2回巻きあげた後に帯にしまう分が2つ折りに出来る量を確保。効果はあったようで、結び目が上の位置で安定して満足。

●優しい(=柔らかい)感じを出す●

で、結び目をキッチリさせた分、大きめの取った垂れをふんわり垂らしてます。文庫は手の先を仕舞わない方が好きだけど(その方が柔らかい印象だから)、今日はキッチリ帯の中に入れているので羽根で柔らかさを出したつもりです。

 

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結び目が下がらずに結べた!(やっぱり巻いた手先を帯に挟むと安定する)

 

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衣紋抜きすぎ。前のお端折りが短い気がしたのはこのせいだったのね、、、

●衣紋の抜き具合●

今日は清楚っぽくしたかったのにちょっと衣紋を抜き過ぎました。もう少し詰めて着ているつもりだったのに。なんか前のお端折りが少ないなぁ・・・って思いつつ帯を巻いちゃっんですが、写真を見て「あ、そういう事かw」って。イケイケコーデならこの位抜いてもいいかなって思うけど(お家で着てるだけだし)、このコーデにはちょっと合わないかなぁ…って気がしてます。

●行ったり戻ったりしながら春へ●

でもこんなに衣紋を抜いてる割にあんまり寒くない!今日は気温が高め(プラスに行ってる)って事が大きいですね~。日中はストーブ消した位だし。窓の外は雪だらけだし、まだ大雪になる事も珍しくない時期だけど、一歩ずつ春へ向かっているんだなぁって感じました。

 

●着ているもの●

着物類
  • 清楚なお花のサラサラウール(撥襟)*腰紐1 胸紐1 ポリ伊達締め1
  • インベーダ帯・桜色(自作) *文庫結び(羽根長め)前板使用
  • ネルのドット半襟(自作) *筒袖半襦袢に手縫い
肌着類
  • 深Vネックのベアテンカットソー
  • 筒袖半襦袢(自作) *背中に紐付きなので胸紐無し 馬乗り少し広げたら着やすくなった! A4コピー用紙の襟芯(2枚連結)
  • 起毛コットンの裾よけ(自作) *少し大きすぎたので幅を詰めたら足裁きが楽
  • 普通のソックス

 

桜はまだまだ先だし雪解けも始まった気がするだけみたいだけど、春の気配を感じながら着た本日のおうち着物でした。