気付けば7月。なんだか時間がどんどん進んでいったような気がする6月。比較的気温低めの日が多かったけど、お出掛けの日に妙に暑かったり、ガチャガチャ柄に小物を変えて挑んでみたり、それなりに楽しめた6月の着姿まとめです。
●お出掛け着物●
今月はお出掛け2回、どちらも着物を着て行きました。お出掛けと言ってもちょっと遠出レベル。お呼ばれじゃないので好きなの着て行ったって感じです。
お出かけ後に撮ったのでかなり緩い、、、この日は暑くて、帰りのクルマの運転席に座った瞬間に襟まわりをガーッと広げてしまいました。お出掛け中はもう少し詰めてましたが、遊びに行くならこれでもいいような。
なんちゃって羽織になんちゃって羽織紐。着物の柄の赤をポイントに使いましたが、見た目的に暑苦しい気が・・・。カメラのアングルも多少はあるけど、襟の合わせ方の問題もあるような。
●ガチャガチャ柄に挑んでみたシリーズ●
目がチカチカしちゃうレベルの昭和のトンデモ柄。でもサイズも合うし、このくどさをどうやったら生かせるのかなぁ・・・って事で帯と半襟を変えて頑張ってみました。画像を見て思ったのは、色の取り合わせと同じくらい、着方の差(半襟の出し方とか)も大きいって事。
1日目。柄の中の赤を帯に持ってきました。半襟は主張しないスッキリしたブルー系。半襟の出し方は控えめ。帽子はトレーナーのリメイク。こんな感じで下駄を履いてお散歩したいなって。
2日目。今度は柄の中の白をチョイス。帯に使われている色と着物の柄の色が奇跡的に合ってる!って自分でもビックリしたんですが、なんかイマイチ。なんだかもっさりしてるのは半襟の出し方に問題もあるような・・・。(出し過ぎ)
3日目。今度は地色の濃紺に注目してみました。帯は黒だけど、まぁイメージ的に近いって事で。半襟はシャツデニムのハギレ。2日目の事があったので、細くスッキリ出すように気を付けました。この半襟で最初の赤の博多を締めてもいいかな・・・なんて思いました。
●涼しげな色のサラサラウール●
厚さはビミョーに違うけど、サラッとした感じのウール。6月にこれ着るのって、北海道じゃなければ気温的に厳しいのかな・・・って思いますが。
左) 硝子みたいなタイルみたいな不思議柄。ファブリック帯なのでなんだか浴衣ちっく。前板が細すぎて段になってますw 億劫がらずに幅広のに替えれば良かったかな。半襟は上のと同じシャツデニム。
右) 色合いも丸っこさも80年代イメージなポップ柄。スモーキーな辛子色の帯にしちゃったけど、サーモンピンクのインベーダー帯の方が良かったかも。これは前板がビミョーに見えちゃってるし。んー。
左) モネの「睡蓮」みたいで気に入ってる着物。掛け襟の汚れが落ちなかったので自分でつけ直しました。右上と同じ半襟と帯。こっちの方がしっくりくる感じ。この着物の場合は半襟を多めに出しても違和感なし。優雅系=幅広、キリッと系=細めっていうのを実感。あと、普段は半襟の合わせ方を詰め過ぎてるのかな。この位の方がスッキリする感じ。
右) 笹みたいなメダカみたいな涼しげ柄。帯は自作。グリーン系なんですが、茶色っぽく映っちゃいました。左の着物みたいな色なんですけどね。。。白半襟もいいけど、ここはちょっと遊んで差し色に赤を使いました。
帯はこんな感じ。帆布レベルの厚地コットン(ヒッコリー調)の裏使い。この色が正解。
●ザックリ系ウール紬●
素朴なウール系の紬も好きです。体調的な部分で6月らしからぬ着方もしてますが。テローンとした着物にもこういうザックリした着物にも、それぞれ良さがあると思います。
木綿も入ってるかな?って感じの素朴な紬。半襟はパンダの手拭いです。帯は赤の無地側を使ったけど、ペッタリしちゃったから柄の方を出しても良かったかな。(白の独鈷柄)
左) まさかのタートルイン(※着たのは6月末です)。気温も低かったし体調もイマイチで、もう寒くて寒くて。タートルの中にもう1枚カットソー着てるっていう。
右) 2日後もまだ寒かったけど、やっぱりタートルはなぁ・・・って事で半襦袢に変更。でも中にはカットソーやらネルの裾除けらやら思いっきり冬仕様で着込んでます。着物も帯もザックリ系で前結びを回すのが大変なので、帯はかなり緩く巻いてます。
●着方と印象●
着物って色の取り合わせ方も大事だけど、着方で印象変わるなぁ・・・って実感。
特に衿まわり。衣紋を抜くか抜かないかだけじゃなく、半襟の出し方と襟の合わせ方ですごーく変わる。今まで衣紋を抜いても襟の合わせ方はキッチリさせてたけど、もう少し低めでもいいのかなって感じました。ズーム画像は少し下からのアングルなので詰まり気味に見えるとはいえ。
思いっきり鎖骨が見えちゃう的な着方は品がないなぁ・・・って思うけど、窮屈に見えない程度の合わせ方がいいなって。緩く着ても出来るだけスッキリ見せたいですもんね。
7月は薄物の季節。北海道も暑い日は暑いので、気温や体調と相談しつつ夏着物を楽しみたいと思います。