今日は涼しくて着物日和(?)なんですが、前回の記事に書いた通りぶよに刺されて足がとんでもなく腫れているので着物はお休み。で、数年前、おうち着物を始めた頃を思い出しつつ画像を載せてみようかと。
かなり仲居さん寄りw 細かい柄の小紋に博多帯。
●おっかなびっくり●
なんとなくおうち着物を始めた数年前は、いろんな意味でおっかなびっくり着てました。私の知る着物は日舞のお稽古の浴衣とおさらい会の派手派手着物。日舞のお稽古は浴衣(子供だったので着方も違う)だし、おさらい会は日本髪のmyズラ+煌びやかな衣装、両極端すぎて大人になった自分が着る時の参考にならない…。で、いわゆる着付け本を見てもキッチリした礼装が多くて「コレは普段の着方じゃないなぁ…」って。
なので細かい事は置いといて、祖母の着姿(普段着)とか思い出してとりあえず着てみようって感じでした。
梅柄の単衣。おそらく絹×化繊。
こんな柄。紬っぽい質感。
●固定観念●
当時の祖母やお弟子さんのお稽古の姿が自分にとっての着物。(日舞の着物って独特のものがあるけど、動く事を前提にしているので普段着に応用しやすいような) でもずっと着物から離れていたせいか、「着物」っていうだけでつい堅苦しく考えちゃうんですよね。年相応とか、季節と柄の兼ね合いとか。今見ると今より保守的というか、オーソドックスでおとなしめな選び方してるなぁって。(でもこれはこれでいいと思ってますw)
着始めた頃。今以上にグサグサw (鏡って判りづらいので反転させてます)
●KIMONO道(=KIMONO姫)系のムック本&着物ブログ●
おうち着物に少し慣れた頃に偶然見つけたムック本が「KIMONO道」でした。(今は「KIMONO姫」にタイトルが変わりましたが) 表紙に惹かれてパラパラっとページをめくってビックリ。フリーダム!斬新!!カワイイ!!イメージ的には日舞の舞台上の衣裳寄りの煌びやかさなんだけど、「あ、そっか。和服だって洋服だって”着る物”なんだ」って思わせてくれました。その後、楽しんで自由に着てる着物ブログもいくつか見つけて。着方も好みも色々だけど、まずは楽しめばいいんだなって感じになりました。
偶然手に取ったのがコレ。(古本屋さんで見つけました)
アンティーク&チープにKIMONO道 (Vol.2) (Shodensha mook)
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●とはいえ折角の着物なので●
で、ちょっと弾けるというか斬新な方に走りがちな時期があったりして、今は少し緩くなった感じ。自由に着るのは楽しいけど、着物ならではの楽しみも折角だから残したいなぁと思ってます。(柄とか小物の組み合わせに意味を持たせたり、真夏に雪の文様で涼を演出したり、そういうの)
着方も選び方もまだまだだけど、これからも楽しんで着たいなぁって思います。(早く足治ってほしい)