つくしんぼうと山桜

祖母を想って着物を着ています

無謀にも水洗いしちゃったお召しで対丈

今日は水洗いしちゃったお召しを引っ張り出して着てみました。

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隠しおはしょりも前はほぼ無し

 

袷のお召しを水洗い(無謀)

自己責任で実験

ちりめんやお召しって水洗いするとメチャメチャ縮むんですが、わかっていてもダメ元で試したくなる時があるんですよね。このお召しは渋くてかっこいいけどなんだか埃っぽくて、そのまま着るのはちょっと厳しいので実験がてら水洗いしちゃいました。(だいぶ前の事ですが…)

元々身丈が小さく、腰紐を下げてもおはしょりギリギリ。洗えば確実に縮むし、アイロンでどの程度戻せるかもわからない。確か500円位?だったし、どうにもならなくなったら分解してリメイク行きでいいやって感じで洗っちゃったんですよねぇ。

とにかく縮ませない&アイロンで伸ばす

洗う時はお水の中で振っちゃうとどんどん縮むので、やさしく押し洗い。脱水はほぼしないで水分の重さで縮み防止。生乾きの状態で強引に伸ばしながらアイロンで乾かしました。下の画像でも掛け襟に強引なアイロン掛けの痕跡が…w

結果

全体的に少し小さくなりましたが身幅は普通に着られる感じ。縫い代など生地が重なっている内側までしっかり伸ばすのは難しく(袷なので尚更)、なんとなく歪んでるような…。着ちゃえば案外わかりませんが、畳む時にちょっと気になりますw

とりあえず埃っぽさがなくなりサッパリしたので自分的にはOKって事で。

 

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対丈のバランス取りに帯をずらして幅出し

 

対丈で着る

腰紐は高め、胸紐のみで伊達締め無し(普段と同じ)。自分なりに工夫している事は以下の2つ。

お腹ポッコリに見せない工夫

対丈で着ると実物以上にお腹がポッコリ見えがち。このお召しは水洗いでトローンとした質感になり、もともと渋い光沢があるので尚更。

間延びしないように帯幅を広げ、帯の下線を低くしてバランスを取りますが、コントラスト強めの帯にして帯締めも強い色をチョイス。帯周りを目立たせて視線を帯に誘導。(半襟が強い色なのも同じ理由)

とにかくお腹の辺りに視線が行かないようにトラップを複数仕掛けておくのがコツw

隠しおはしょりも無理に整えない

おはしょりは後ろ側もほぼ帯の中。下手に出すと見える部分を強引に整える事になって全体がぐちゃぐちゃになるので目立つ皺を取って帯を被せるような感じにしてます。半幅の場合は背中を覆う面積の広い結び方で皺や乱れがが出やすい腰回りを隠します。

 

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面積広めな結び方でバランス取り&着崩れ隠し

 

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後ろのおはしょりもほとんど帯の中

 

 

お召しの水洗い、この時は妙にやる気が出たので頑張ったけどもうしないかも。単衣ならまだしも袷はアイロンがとにかく面倒で。。。このお召しの前に洗ったのは10年位前、すっごく気に入った洋ミックス向きの柄で縮んでもOKと思って頑張ったんですよねぇ。

 

但しこれはあくまでも自己流の洗い方です。無理やりアイロンで伸ばす事に糸や生地が耐えてくれましたが、作業の途中で切れたり裂けたりする事もないとは言えません。なのであまりお勧めしませんし、参考にする場合も全て自己責任でお願いします。