今日は黒×赤の格子の紬を着ています。
存在を忘れていた自作のタートルをイン
和の色合わせ模索中
和と洋の色合わせ
このところ寝る前にお布団で着物本を読み返していて(猫さんとのまったりタイム)、違うパターンの帯選びも覚えたくなりました。
昔からイラストとか洋裁・手芸が好きで、絵の具の色出しとか生地の組み合わせは得意な方ですが、着物特有の和の色合わせはいまいちピンときていない私。帯選びにしても、着物の中にある色とか同系色とか自分なりのパターンはありますが、感覚的には洋の色合わせなんですよね。
思い込みを外す
本に載っている組み合わせに近いもので真似するのもいいけど、じっくり選ぶ時間もないので(…いや、時間はある…けど猫さんが気になって時間を掛ける気持ちの余裕がない)、今までなら選ばなかった帯をあえて試してみようかと。
正直手持ちの物を生かし切れていないと思うので、違うパターンを試すうちに何か見えてくるかと。
手始めは強い黒赤×柔らかい抹茶系
黒赤(強)×抹茶系(柔)
黒地に真っ赤な格子の紬は色合いもコントラストも強くてヴィヴィッドな感じ。着物として見ると可愛い系なのかもしれませんが。で、合わせた帯は抹茶ベースにクリーム色も入って全体的に柔らかいイメージ。とりあえずタートルと半襟は帯の邪魔しないように近い色にしておきました。
今までなら赤or黒の帯が最初に浮かび、それに近いものを中心に考えていました。なので今日みたいな合わせ方はちょっと新鮮。可もなく不可もなくごく普通の組み合わせかも知れませんが、とりあえず自分的には満足。色々試そう思います。
吉弥結び(タートルの襟が…)
滑る着物と腰紐の位置
この紬も軽くてサラサラで楽なんですが、かなり滑すので補正無しで着るには腰紐を思いっきり下げないとずり上がってきます。小さい着物ならそれでOKですが、コレは割と大きいのでおはしょりが出過ぎてなんか変。で、最初から割と高い位置にしておきました。
市販の補正パッドも持っていますが、ずり上がってきて変な位置で落ち着くんです。私の体型(ウエストの位置が高くてヒップから距離がある)に合っていないのかも。腰の反り方に対応するポケットもついていますが、本体そのものがビミョーな位置に落ち着くので、ポケットもいまいち使い勝手が悪くて。手直しするのもなんとなく面倒で放置状態…うーん。
背中で安定せず崩れ気味
ほぼ毎日着物で10年ちょっとになりますが、試行錯誤は相変わらず。なんだかんだ言いつつ続いているのは、生活の一部で趣味みたいな感じもあるからですかね。
どこまで行ってものお祖母ちゃんの着姿には近づけそうもないけど、これからもあれこれ試しつつ着たいと思います。