つくしんぼうと山桜

手抜きしつつ毎日着物、元保護猫と暮らしています

牡丹の綿絽浴衣で墨黒×紫のコーデ 変形の熨斗結び アイロン巻き髪 昭和20年代の着物本

今日は綿絽のプレタ浴衣を着ています。

何となく髪を巻いてみました

行ったり来たりの季節

今日は朝から晴れてじりじりと気温上昇。昨日は雨で涼しかった(っていうかちょっと肌寒い位)だったのに。こんな風に気温が上下しながら季節が少しずつ変わっていくのを感じます。そんな今日の浴衣は綿絽。昨日と同じ紫系の半幅で渋めの色合わせにしてみました。

 

ややギャル(死語?w)寄りな組み合わせかも

 

襟芯を入れ忘れたので衣紋が四角いw

「おはさみ」という結び方

昭和28年の古い着物本(洋裁誌「スタイル」の臨時増刊「夏のきもの読本」)にさりげなく載っていた「おはさみ」という結び方を試してみました。本に載っていたバランスとは少し違うけどなかなかいい感じ。本を見た時点では垂れを上に結んだはさこ結びという解釈でしたが、実際に結んでみたら垂れを半分にしてから結んだ熨斗結びって感じ。(厳密には違うけど)

滑りやすく張りのない帯でも緩みにくいし形も粋。かなり気に入りました。


安定して緩みにくく粋な感じの帯結び

 

 

せっかくなので本の一部を載せてみます。(経年劣化で背表紙とかボロボロですが破かないように気をつけつつ時々見返してます)

白黒写真に色を乗せるカラー印刷

 

結び方の解説(イラストの素朴なタッチがいい感じ)

 

「先端」ではなく「尖端」と書いて「トップ」と読ませてますw

 

メイクにも時代が…

 

可憐な音羽信子さん(メチャ可愛い!)


帯結びの本ではなく、ちょっと斬新な夏の着物と浴衣がいっぱい。宇野千代さんがメチャメチャ細帯を推していたり(細帯の特集まで組まれてるw)、江戸の粋って事で現役の芸者さんがモデルになっているページがあったり、ツッコミどころも多いけど発想が自由で楽しく、興味深いです。

 

 

アイロン巻き髪

久しぶりにアイロンで髪を巻いてみました。ストレートタイプのアイロンで根本近くを挟んで少し倒した状態で真上に引くと言えばいいのかな…コテで巻くよりこのやり方の方が自然だし簡単。巻いた後にワックスを薄く揉み込んで完了。

巻いた部分が変に伸びると収拾がつかなくなるので夏の間は控えていたけど、ワックスをつけてしまえば意外と大丈夫みたい。些細な事だけどちょっとした気分転換になるし。ちなみに以前使っていたヴィダルサスーンは私の短い髪にはイマイチ使いにくくてサロニアに変えました。

 

 

昨日編み機で遊んだ時に編地の写真を撮ってみました。長くなるので後ほど別記事で。