浴衣の時期が終わったら着ようと思って出した紬っぽいシルクウールの単衣(お気に入り)。畳んだ状態でふと目に入った小さなほつれに「・・・!?」っと驚愕。
コレ。幾何学っぽいレトロ柄だけど涼しげな色合いが可愛くて好き。
●小穴が、、、ショック●
一瞬裾かと思ったけど(っていうか裾であってほしいって願望込み)、恐る恐る広げてみたら肩の辺りでしたorz ほつれた感じは虫食いじゃなさそうだし、位置的に(袖山のライン上、袖付けの少し下。縫い代を纏ってるあたり)、お洗濯でやっちゃったか、干す時に引っかけたか、、、うーーー。
丸印の位置。(繕う前は撮り忘れたので繕い後ですが)
●ほつれ止めピケ+近似色の糸でお繕い●
この単衣の素材はシルクウール。(リサイクル品だけど、混紡率の手書きタグが内側に縫い付けられていました) 紬っぽい質感なので、お繕いで何とかなりそう。とりあえずほつれ止めピケでこれ以上穴が大きくならないようにがっちり固めてから近似色の糸で繕いました。(似非かけはぎ) きちんとしたところに着ていく着物ならそんな方法じゃ無理だけど、ちょっと外出って時に着る位の普段着物なので。
遠目にはごまかせたっぽいけど…もう少し寄ってみます。
んーーー。ビミョー。
広げてみます。
ううーーーん。でも穴あきよりはずっといい。(と思う)
更にズーム。
・・・。(黒い糸で柄も繋げようかなぁ)
●お水に浸けると重くなる●
今回のお繕いは紬っぽい質感に助けられた感じだけど、お洗濯(エマール)の時にお水に浸けただけでずっしり重たくなるので、持ち上げ方も要注意ですね。軽く脱水した時点でもまだかなり重いので、干す時の着物ハンガーの通し方もハンガーの先で袖をつついてるみたいにならないように。
リサイクル価格で気軽に買えるとはいえ、折角のお気に入りをダメにしないように気をつけなきゃ。お手入れも丁寧に…!って改めて思いました。