12月になりました。今年もあと1ヶ月…全然実感が湧きませんが。とりあえず11月の着姿まとめです。
ガラガラ柄+辛口独鈷+小花
流水&植物文様の節紬にシャープな色合いの独鈷半幅。「姐さん」っぽくになり過ぎないように墨黒の半襟にせず小花の半襟ではずしたらお婆ちゃんちっくな仕上がりに。でもまぁコレはコレで悪くないかな。帯はサムライ結び。
自作の超幅広デニムベルトでタートルイン
前日と同じ節紬をタートルインで。思い付きでガーデニング用に縫ったエプロンみたいな幅広ベルトを帯代わりに使ったら予想以上にいい感じ。着けるのも楽、着心地も超楽、対丈で乱れがちな中途半端なお端折りを隠すのも楽。デニムを合わせたら節紬が豹柄に見えてくるのも面白い。
赤黒節紬に片ばさみ
気合を入れたくて強めの色合わせでコーデ。片ばさみを試したらとっても簡単なのにキリッとした見た目になって満足。時間が経つと手先がやや緩みやすいのは慣れていないせいかな。(とはいえ直すのも簡単)
雪かき仕様の雪ん子コーデ
大雪なら無理だけど、軽めの除雪なら着物でもどうにか。そのつもりでコレ(汚れが目立たない濃色のウール)を着たけど途中で雨に変わったのでクルマまわりだけ払って終了。
ちま柄レトロお召しに赤の独鈷半幅
リサイクルショップでリメイク向けとして売ってたお召。難アリではなく単純に身丈が短いからみたい。遠目だと思ったより地味だけど組み合わせ次第でレトロポップにも出来そう(半襟を強い色にするとか、和が前面に出ていない帯にするとか)。
小豆色のウール節紬に星空半幅(対丈)
丹前にピッタリってレベルの身丈を隠しお端折りの対丈で。着物と帯締め以外(美容襟・半襟・半幅。裾よけ)は自作。脱ぐ前に腰紐1本とこの半幅で着流し風に着たらすっごい楽。(これは着流し用に振りを閉じてしまおうかと思うくらい)
昔のミシンカバーみたいなジャガード着物にミニ角出し
足踏みミシンのカバーとか、昔のカーテンみたいなジャガード生地の単衣。小物は着物の色に合わせて選んだ感じ。滑りはあまりよくないので、裾よけはサラサラの化繊にしておいた。ミニ角出しが珍しくまともな形になってるw
渋赤の格子ウール
重めの色を着たくなるのは寒い季節だからかな。格子(着物)に縞(帯)にミニ格子(半襟)で直線柄のみのコーデになってました。カルタ結びの間違いに気づいてからは緩まず快適に結べるようになりました。(中心ずれたけどw)
松皮菱の紬にモモンガ羽織でお出かけ
久しぶりにお出掛け。ベレーの色は着物の色から拾った。気温高め(最高気温10℃!)だったのでモモンガ羽織だけで大丈夫。モモンガ羽織は共布のブローチで留めるよりチェーンクリップの方が動きやすいし変な皺も出にくいみたい。(クリップが取れ掛かってるのはわつぃのミス)
スノーマンのニトリ帯(テーブルセンターのリメイク品)
着物ブログでかなり見かけるニトリ帯。どんな感じかとチェックしたら可愛くて。手縫いでガッチリ繋げば完成。水色の半幅を探していた(けど、なかなかいいのがなかった)ので思わぬところでGET出来て嬉しい。
ちま柄お召しを美容襟(自作)で
数日間お寝間着に丹前のまま過ごしてしまったり、写真を撮るのが億劫になったりでしたが11月最後って事で着画を撮った。文庫のだらり風、なんだかヨレヨレでユルいけどまぁコレはコレで。自作の美容襟がどうも浮き気味で安定しない…紐の位置を変えたほうがいいのかも。
番外:丹前
体調がイマイチでスウェットの上に丹前。ベレーを被っているのは編み上がって試しに被ったまま写真を撮った為。中にスウェット2枚重ねしてるけど丹前なら余裕で着れるし、全身スッポリなのであったかいです。
楽しいお話じゃないので畳みます。
気分的なものなのか自分でもよくわからないけど、このところ明るい色の着物には素直に手が伸びない感じです。自分でブレーキを掛けているような時もあったりなかったり…無理する事もないのでそれはそれでいいんですけどね。
地味なのばかり着てると気持ちまでどんよりしてくるように思えて、元気っぽいのを着ようかなって気持ちになる時もあるんです。ただそういう自分が不謹慎に思えてきて、余計にどんよりしてしまって。
喪なんかとっくに過ぎているし、何を着ようがそんな事どうでもいい筈なのにうまくいきません。故人に戻ってきてほしいとか以前の生活に戻りたいとか思えないのに、こんな事ばかり言っている自分はホントにどうしようもないです。
気が付いたら手術からちょうど1年経っていて、手術前の事を考えたらはるかによくなっています。身体の不調でいっぱいいっぱいの時はこんな事ぐちゃぐちゃ考えられなかったのに贅沢ばかり言ってたら罰が当たりますね。とはいえ12月と3月は特にキツイので(なんだかシャクだけど記念日反応って事らしい)、大崩れしないでやり過ごしたいです。