つくしんぼうと山桜

手抜きしつつ毎日着物、元保護猫と暮らしています

レトロな編み機のカウンター 入れ替え修理完了

レトロな編み機のカウンターのその後。

あれ?2つあるw (純粋な修理は断念)

 

どうにかして直したかったレトロな編み機のカウンターですが、実は中の部品が経年劣化で割れていて、一瞬直ったようでも動かすとすぐに外れてしまう状態にしかならず。ヒビだからキッチリ収めればイケるかと思ったけど流石に無理でした。

 

同じ型番のカウンターは簡単には見つからず、シルバーのカウンターを入手。もちろんそのままでは使えませんが、カウンターを探して色々画像を見ているうちに気が付いたのです。支柱(取り付け金具)の形は様々ですが、このタイプの本体部分はメーカーが違っても殆ど同じ。支柱を取り付けるネジの位置もキャリジが当たる棒?の長さも同じなので、支柱を付け替えるだけで使えるという事に。

 

おそらくですが、カウンターは編み機の各メーカーが同じところに外注していて、編み機の形状に応じて支柱の形を変えていたのではないかと。

 

で、これまで散々分解してメーカー名の入った正面部分は問題なく入れ替えられるとわかっていたので、動作確認済みのシルバーのカウンターを1000円程でGETしたという訳。

 

入れ替え前提でGETしたシルバーのカウンター

 

左がシルバー、右がJUKI(ネジの位置や大きさに注目)

 

カバーの部分はパカッと外れます(こちらが壊れている方で支柱を外す前)

 

シルバーのカウンターにJUKIの支柱を付け替え

 

 

シルバーのカバーを外したところ(文字の色が違うのは仕方ない)

 

JUKIのカバーを付けて入れ替え完了(※倒れて見辛いのでドライバーの柄の上に乗せてます)

 

出来れば裏側の部分だけでも元の金属の物を使いたかったのですが、中身を全部取り出す事になるので怖くて断念。純正の物とは文字の色や裏側の素材がビミョーに変わってしまいましたが、元より数字が見やすいからかえって良かったかも。

とりあえず雰囲気を変えずに使えるようになって満足ですが、どちらにしても50年近く前の物。同じ部分が割れやすいと思うので、大切に扱おうと思います。