つくしんぼうと山桜

手抜きしつつ毎日着物、元保護猫と暮らしています

古い編み機の整備 その2

引き続き古い編み機の整備をしています。

 

取り外した針(200本)

 

今日は曇りで気温も低めだったので、気になっていた草むしりをしました。体調がイマイチで迷いましたが、予報をチェックすると今日の午後から雨になり、しばらく雨が続くらしい。で、やっと重い腰を上げた感じ。無理せずに目立つところからザックリと始め、小雨がパラついてきた時点で終了。

お家に上がったら2時半過ぎ。11時ちょい前から始めて3時間半、大雑把に目立つ雑草は抜けたのでとりあえずOKという事で。

遅い昼食後、ちょこっと近所のダイソーへ。編み機の整備の時に使う使い捨ての手袋がなくなってしまって。帰宅後に猫さんのご機嫌を取ったりしているうちに夕方になってしまったので、今日は和服はパスしました。

 

…これだけでは何なので、編み機ネタを少し。

 

見事に錆が…(中古あるある)

 

今まで錆の酷い針は薬剤系(サンポールとかちゃんとした錆取り液とか)を使っていたのですが、今回はサンドペーパー+ピカールで頑張っています。何度も錆落としをしているうちに、こびりついた針押さえのスポンジ(劣化すると茶色のベタベタになります)を錆と思っていたかも?と気付いて。もちろん錆びているのですが、このベタベタのせいで錆取り液の反応が今ひとつだった気がしてならないのです。(今更確認出来ないので推測ですが…)

 

なので、今回はサンドペーパーで大まかに落としてからピカールで仕上げ磨きというシンプルな方法を試しています。ピカールの臭いがビミョーですが、思ったより綺麗になって逆にビックリ。200本となるとなかなか進みませんが、少しずつ様子を見ながら進められるのも利点かと。

 

今回サンドペーパーを使おうと思ったきっかけは、白い粉を吹いてガビガビになっていた針押さえをサンドペーパーで何気にこすった事。思ったより楽にツルツルになって、本体への出し入れがかなり楽になったのです。錆の出ているキャリジの裏側も、簡単に外せる部分であればこの方法でツルツルにしようと思います。(動作に影響の出ない範囲で)

 

ちまちまと錆を落として現在半分よりちょっと多い位出来たところ。まだまだ先は長いけど地道に頑張ろうかと。