つくしんぼうと山桜

祖母を想って着物を着ています

すっかり忘れてた穴あきウール着物のお直し その1

昨日は例の腰痛で着物はお休み。放置気味だった「とりあえず箱」をチェックしたら、お直しするのを忘れたままのウールの小紋と紬の単衣(こちらはウールではなく正絹)が眠っていました。(っていうか冬眠させちゃったのは私ですが…)

 

ウールの小紋は初期の頃によく着てた可愛らしい色柄のモノ。いつの間にか腰の下に小穴が開いてたんですよね。引っ掛けたとか引っ張られたとかではなく、虫食いとかシミで生地が弱っちゃった系の穴の開き方です。

 

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わかりやすいように裏から撮ってみました。

 

とにかくほつれ止め。で、どう直す?

上の画像のようにちょっと大きめ(縦1㎝弱)の穴がひとつ、画像ではわかりにくいけど少し下に1㎜程度の小さいのが1つ、このままだと穴が開きそうなところが1つ。とりあえずほつれ止めピケを塗って拡大阻止。さて、どう直すか。

 

穴を縫い代に移動する案

穴を無かった事に出来るのは縫い代に移動する方法。脇の縫い代にはかなり余分があるので、背中心を縫い直してその分を脇で出せば物理的には可能。ただね…これなら完全に隠せるけど、襟から何から全部縫い直さなきゃいけないっていうのがネック。

この着物ってミシン縫い併用ながらかなり丁寧に縫われているのに自分で縫い直してグダグダにしたくないし、正直そこまでしたくないw

 

穴を塞ぐ案

…となると穴を塞ぐ方法になるんですが、幸いな事に裏から共布を当てると仁丹みたいな点々のおかげでなんとなく紛れる感じ。ただ紬系じゃないので縫い糸を織り柄っぽく見せて補強するごまかし方は使えそうもない。(余計に目立つ)

なので、蜘蛛の巣状のアイロン接着シート(両面接着)で貼ってしまおうかと(ぼそぼそした部分もちょっとは落ち着くんじゃないかと期待)。ただやっぱり貼り付けただけでは心許ないので補助的に縫い止めておくつもりです。薄く生地を掬えばそれほど目立たないだろうし。

 

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下前の縫い代をちょっと切り取りました。

 

当て布はどこから?

問題は当て布をどこから取るか。かなり迷ったけど、一番楽で目立ちにくい下前のおくみのところから取りました。切ったらすぐにほつれ止めを塗りました(塗り忘れ防止)。

ただちょっと位置をミスった感…この位置って腰紐が当たる部分かも。着たら隠れるし目立ちにくいのは間違いないけど、詰めが甘かった、、、だんだんほつれてきたらショックなので別布でを覆う事にしました。

 

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切り取った部分がどこかに紛れないように襟に糸で軽く留めておきました。

 

でもなんだか疲れたので、昨日はここまでで一旦休憩。春向けの色柄なのであまり時間を置かずに早めに直して着たいです。(着物の畳み方がおかしくて変な皺がついてたので、お直し後にアイロン掛けなきゃ)

 

もう一つの紬はなぜか袖が外された状態で売られていたモノ。お直し途中で手放したのかな??? 億劫になって放置するくらいなら、縫い代を全部外さずに袖着け寸法のお直しと同じ方法でいいかなみたいな気分。こちらも早めに直しておきたいけど…どうなる事やら。