桜前線も北上し、こちらも桜の季節を迎えました。とりあえず着納めって事で桜の小紋を着てみました。
ポリの袷、リサイクル品の安物プレタです。
シャシャカツルツル
安物ポリの宿命(?)か、なんだかシャカシャカしてる感じです。ウールばっかり着てるのでそれほど気になりませんが、ちょっと滑りやすいような。でも一番気になったのは、下前の襟が緩む事。お端折りがだぶつかないように折り上げた分がいつの間にか滑って緩んでしまい、右半身だけやたらと衣紋が抜けているような状態に…。
折り上げる?そのまま下す??
三角に折り上げた部分に紐が渡るようにしているつもりなんですが、いっそ折り畳むのをやめるとか?コーリンも使った事があるんですが、帯の中で肋骨に当たって気になるので出来れば使いたくないんですよね。。。
結局、身八ツ口から手を入れて、がーーーーッと押し下げ、身八ツ口とお端折りを整えてOKって事にw 家の中でなきゃ出来ませんけどね。
江戸小紋っぽいけどなんか違う。って言うか襟広げすぎw
この柄、ベースの部分は鮫小紋なんですが、桜の模様は桜色の濃淡で描かれてます。これってなんていうんでしょう?(大量生産のプリントだし、そこにこだわる意味もなさそうですがw)
3周巻いて貝の口
この帯、厚手コットンのリバーシブルで4m弱あるので結構重たいです(芯無しなので張りはあまりない)。貝の口を結ぶ時、2周でちょうど良くなるように折ると、かなり余るので巻き直すのが面倒なんです。それで試しに3周巻いてから貝の口を結んでみました。結んだあと、たれを折り上げる前に長さを半分に畳むとちょうど良い長さ。見た目は全く違和感ないしこの方がラクでした。3周巻いているなんて言わなきゃわからないだろうし。だた、張りのない帯の貝の口は緩みやすいので帯締め使用。帯の柄に紛れないよう濃いめの紫にしてみました。
嘘つきな内袖
以前長襦袢を嘘つき半襦袢+裾除けにリメイクした時に取り外した襦袢の袖がピッタリなサイズ。今日は肌襦袢+美容襟なので着物の内側に直接縫い付けてしまいました。(今日着たら来年まで着ないので、片袖3か所を簡単に縫い留めただけ)
気になる皺
畳み方がまずかったのか、襟と裾に変な皺が付いています。明日洗った後にきちんとアイロンを掛けなきゃ。変な位置に皺が付かないように気を付けてしまおうと思います。
着ているもの
- 桜柄のポリの袷(広襟)
- コットンの半幅帯(ベトナムの織物で自作、3周巻きの貝の口)
- 帯締め
- 肌襦袢(ハギレのコットンで自作、笹島さんの本に載ってた物をアレンジ)
- 美容襟もどき(自作)
- 裾除け(ポリの長襦袢からリメイク)
- 紐(長着の腰に1本、胴に1本)
- 伊達締め(正絹)
- ベルトつき帯板
- 足袋ソックス(普通のくるぶし丈のソックスをリメイク)
着付け概要
- 身丈は大体足りているので腰紐の位置はいつもより少し高め
- 帯が貝の口には長くて扱いにくいので3周巻いてみた(意外とイケる)
- ザックリ着る感じじゃないよなぁと思ってやや長めに着付けてみた
反省点&課題
- 折り上げた下前が緩んで右半身だけ異常に衣紋が抜けているようになる
- 原因は折り上げ方?紐の掛け方?いっそ折り上げずにお端折りを重ねる?
- 変な皺が付かないように、畳み方以上にしまい方にも気を付ける
以上、お花見には行かない私のふだん着物でした。