つくしんぼうと山桜

手抜きしつつ毎日着物で過ごしています

千代紙みたいなお扇子尽くしの撥衿小紋 帯を回す時の注意点

今日は柔らかな小紋を着ています。

袖口は淡い抹茶(黄変っぽく見えるけどw)

撥襟の小紋

柔らかで軽い正絹の袷は撥衿で、散りばめられた小さなお扇子の柄が庶民的な千代紙みたいな感じ。お扇子の色は朱赤と白で朱赤は濃淡差のある数色。白がいい感じのアクセントになっています。余裕のあるサイズ感ではないけど、私の体型や着方に合っているようで着やすいです。

広の方が襟元がふっくら柔らかい感じになるしサイズ調節もしやすいけど、それなりにサイズ合っていれば撥衿の方が着るのも楽で日常向けかと。

 

濃紺時に朱赤の濃淡と白のお扇子柄

帯を回す時のポイント2つ

今日の吉弥結びは縦長というほどじゃないけど、出来るだけ平べったくならないように気を付けました。結ぶ時もですが、後ろに回す時に崩れがちなので、回し方にも多少を気を遣ったつもり。1つ目は結び目を真横まで回す時は結び目を挟んで無ズレないようにする事。2つ目は結び目を真横から背中に回す時に胴帯の中の手先の根本?の部分が帯板に引っかからないように気を付ける事。

手先の根本の部分が引っかかると内側の結び目が緩んで形が崩れがち。結果、吉弥結びや矢の字の場合は横長になったり、背中心もズレたり…。とりあえず今日は引っかからずに回せてよかったです。

 

手先長めの吉弥結び(斜めライン強調)

 

腰回りのどっしり感が酷いw

 

 

細長い日向と猫さん

昨日の夜から早朝まで冷たい雨降り。午前中は雲が厚くて寒かったけど、やっと雲の間から薄く陽が射してきました。リビングの窓辺はこの時期だと正午過ぎには直射が入らなくなるので、猫さんの日向ぼっこも短時間で終了。いつもならゆったりと陽に当たるけど、今日は細長い日向に合わせて窓際にへばりつくような状態で強引に寝そべってましたw

猫ってその時その時の快適な場所を見つける天才って何かで見たけど、器用に日向の形に合わせて体勢を変えててホント感心。諸事情でお部屋の温度が低めなのもあるけど…。