つくしんぼうと山桜

手抜きしつつ毎日着物、元保護猫と暮らしています

着姿まとめ (2017年2月)

なんとなく下書きフォルダを見ていたら保存したまま放置していた記事が。。。半年も前の事で今更感半端ないんですがUPしておきます。 (過去記事としてこっそりUP)

 

お端折り縫い止めの簡単着付け着物

簡単着付け用に細工されたリサイクルのウール着物(お端折り縫い止め&着付け用の紐縫い付け)をとりあえずそのまま着用。自分用に細工された訳じゃないので気になる部分もあるものの、その手軽さにビックリ。帯は「二段のしめ片ばさみ」をしつこく練習(4回目)。

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お端折りの細工を外して普通の着物として着る

手軽さは確認出来たので、細工部分の糸を抜いて普通の着物に戻して着用。お端折りも出るし全体的にちょうどいいサイズで満足。比較の為、帯も同じもので。「二段の片しめばさみ」はなんとなくコツが掴めて、崩しつつそれなりにバランスが取れるようになった感じ。

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幾何学のウール絣にYシャツリメイクのスタンドカラーシャツ

書生さん風を目指したものの、なんとも中途半端にな仕上がりに、、、(帯位置を下げたら身八ツ口がガバッと開くのが気になって普通の位置にした) 帯はサムライ結びと二段のしめ片ばさみの中間って感じ。この二つって元々親戚みたいな結び方ですよね。

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同じ着物と帯で再コーデ

シャツを襦袢にして帯締め追加。色が飛んだ半襟は雪の結晶柄(一応季節感を出そうかと)。半襟は自作だけど、着物・帯・帯締めはおそらく全部昭和のお品で着たのも昭和の人間。昭和感全開なのも納得って感じ。

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背縫いを補修した抹茶のウール

上前の襟が思いっきり広がっててあらら…って感じ(写真を見るまで気づかなかった)。お出かけ時に背縫いの糸が切れたウール着物(補修済み)に黄色のウール半幅。帯を巻いた後に伊達締めを抜くのはどうかとふと思い立って実験。(画像の時点では伊達締めは抜いていません)

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淡黄のお花柄×黒 ゆったりめの襟合わせ

淡い地色なのでぼやけないように黒で引き締めたつもり。襟合わせもやや浅めで鋭角、襟自体はゆったり。伊達締めを省略しても問題なく過ごせた(着てて楽)。

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同じ着物で小物チェンジ

小物を変えたけど今回も濃色。美容襟が安定する位置に合わせたので、前回より衣紋の抜きは少なめ。美容襟自体がいまいち安定しないので伊達締めを使ったものの、襟より帯位置が安定したっていう…。(襟の合わせも衣紋も前回の方が好き)

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ぼかしっぽい織りのウール紬に辛子のウール半幅

タートルインで手抜き。タートルはボディブリファー、ずり上がらず楽。この辛子の半幅にしっくりくる着物がやっとわかった感じ。薄くてあまり張りがない帯だけどサムライ結びの手を折り返せば厚みも出るし抜けにくい。

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小物チェンジでぼかし風ウール紬 半襟安ピン止め

半襟は細畝コーデュロイの自作品(ハギレなので中央接ぎ合わせ)。手抜きして安ピンでつけています。帯は久々の利休結び。緩み防止に手先を折り返しました。

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薄手ウール袷にウール半幅

広襟に難儀…この着物ってどうも襟の折り込みが安定しない。半襟にボリュームを出せば解決するかと厚手のネルにしたけど(襟周辺の綿補正のイメージ)、うーん。。。帯は二段の片しめばさみ。手先を2回折り返したらしっかりしたし抜けにくくなった。

 

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椿文様のジャガードウールでタートルイン

着終わってから裾が短いのが気になって、横着して腰紐だけ外して直した。タートルインで襦袢無し、気軽。パープル~青みピンクが好きで、この組み合わせが多い気がする。

 

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ニット半襟をお試し サムライ結びアレンジ

綿スムースのハギレで作ったストールっぽい物を半襟として使ってみた。程よく伸縮性があるので、畳んで襦袢に安ピン止めしただけでも変な皺も出ず案外いい感じ。帯はサムライ結びのアレンジ。手を思い切り長くしたのは成り行きだけど、このバランスって結構気に入った。

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難あり渋カワ銘仙 お試し着用

素材用として売ってた銘仙。袖の継ぎが前袖側で「なぜこの位置に…」って思ったけど実際に着て納得。腕の内側になるので思ったより目立たないのでこのまま着る事に。何かの古本で見た半幅のお太鼓風っていうのをやってみた。帯揚げなしでユルい仕上がりだけどコレはコレでOK。

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ダッシュでお着替え(ハイネックで半襦袢省略)

息子を学校に送る直前、車から降りないとはいえお寝間着のままっていうのもなぁ…と思い直して急いでお着替え。裾よけと着物の裾を決める時、あんまりきつくしない方がかえってお腹が目立たない(※個人比)と気付いた感じ。縞+縞でちょっとくどかったので病院へ行く時は辛子の半幅にした。

 

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袖(丈&丸み)直した椿ジャガー

ちまちまと手縫いで袖を直した椿ジャガード。袖丈44㎝から49㎝になって満足。薄手ウールの半幅は適当に張りありミニ角出しも結びやすい。半襟はシャツコールなので今のうちに使っておこうかと。

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レトロちょうちょのそっくりさん着物

さらさらのウール着物、レトロちょうちょ着物にそっくり。ビミョーな樟脳臭と小さなシミはワイドハイターでスッキリ。半襦袢コーリン止め位置を変えたら伊達締めなしでも大丈夫だった。手先を広げた矢の字も個人比でマシになってきた。

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渋い縦縞に朱の八角 粋系コーデ

強いテイストの小物で渋めの着物をコーデ。昔のスーツの裏地みたいな色柄の着物ですが、控えめな艶もいいしなめらかで着やすい。ジャガードなので裏が思いっきり朱色で鮮やかなのもお気に入りポイント。手先を広げた吉弥結びにやや難儀。でもまあまあ平らに結べた。

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ちま柄お召しに開き名古屋で角出しもどき

開き名古屋で角出しもどきの練習。角の長さが上手く揃わなかったり歪んだり…かなり残念な仕上がり。。。でも重心低めで下がぷっくり膨らんでる系が好きなのでとりあえず満足。雪の季節が終わらない北海道だけどちょっと春色の名古屋帯で。)八寸だけどお家だからOKって事で)

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サイコロの5みたいな変わり市松コーデ

里帰り時の着物候補をとりあえず春仕様で着てみようかと。半襟もコットンの明るめのモノで。帯締めのいらない帯結びだけど、コーデとしてはあった方がいいみたい。サムライ結び系の垂れのかぶせ方のコツがわかって満足。

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1か月分をいっぺんに見ると組み合わせも着方も相変わらず中途半端だし季節感があるんだかないんだか…。

 

 ☆ ☆ ☆

 

以上、日々のUP時にちまちま書き留めていたのに肝心のUPを忘れてたっていう(;^ω^) 

浴衣の着替えの楽さも捨てがたいけど、冬は冬でタートルインとか短めにブーツとか色々出来て楽しいよなぁ…って。引っ越しの時のダンボールはまだ全部片付いてないけど、ウールの季節になる前に収めるところに収めたいです。

サイコロの5みたいな変わり市松コーデ

今日は里帰り時の候補の中の1枚(昨日は画像を載せなかったけど)を着てみました。

 

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半襟もなんとなく春仕様(安ピン止め)。

 

春仕様のコットン半襟

今日は半襟も春っぽくしてみました。パッチワーク向けの100均ハギレ(55㎝幅×35㎝)で、35㎝の方を半分に切って中央で繋ぎ、三つ巻き押さえで周囲を始末しただけ。筒袖襦袢に安ピン止めですが、衣紋の部分だけ小さめのピンで細かく止めたらそれほど皺っぽくなりません。

 

飾りとしての帯締め

この結び方は帯締めを使う必要はないし、帯の表(柄)を出したし、お家だからなくてもいいやって感じで省略しちゃったけど、外出するならアクセント的に使った方がいいような。特に帯が無地系の場合はかなり差が出るし、なんとなく改まった感が出るっていうか。(ウール着物に半幅で「改まった感」とか言うのもどうかと思うけどw)

 

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帯はかなり迷って表を出しました。(裏の方がスッキリしたかも?)

 

襦袢の背中に小細工

今日の筒袖半襦袢は衣紋抜きの布ではなく、2㎝幅のゴムを輪にして縫い付けてあります。位置は襟つけ位置から17㎝で、胸紐なりコーリンベルトなりを通します。ただ私は毎回ビミョーに着方にバラつきがあるので、17㎝がベストなのか自分でもいまいち把握出来ていませんw

 

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サムライ結びのアレンジ(垂れを全部引き抜かず、手先は2つ折り)

 

垂れのかぶせ方のコツらしきこと

垂れ(上の画像で裏が出ているの部分)をしっかり締めないと手先が緩むけど、締め過ぎると表面が攣れていまいち綺麗じゃない。そのあたりのコツらしきことがちょっとわかりました。

この部分は2枚重ね(最初のひと結びで垂れ先を引き抜かない)なので、直接手先に連れている内側だけしっかり締め、かぶせてある部分はゆったりめにするんです。で、表面を平らに均す感じにしたらしわが寄らなくなりました。

この結び方に向く張りのある帯なら、浮いてくることもなさそうです。

 

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サムライ結び系はやっぱり安定感があって緩まない。

 

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今日はバランスよく帯が結べて満足。

 

 

着ているもの

着物類
  • サイコロの5みたいなウール絣(撥襟) *腰紐 胸紐 下前のお端折りは折り上げすに揃える 
  • 臙脂の花織半幅 *サムライ結び(アレンジ) 前板無し
  • 小花にドットのコットン半襟(自作) *4cm幅の糊なしインベルを差し込み襟芯として使用
肌着類
  • コットンブロードの筒袖半襦袢(自作)*コーリンベルトを背中の輪に通す
  • コットンブロードの裾よけ(自作)
  • スクエアネックのカットソー+普通の下着
  • ソックス

久々の里帰り用のコーデをなんとなく考えてみる

春休みに息子と実家へ行くことになりました。このブログの最初の記事の時以来なので3年ぶりです。父のこともあるので家族旅行的なものはせず、何か出来ることがあれば手伝いたいと思っています。

まぁ息子と二人で1日くらいはどこかに行くかも知れないし、予定が合えば高校の同級生に会いたいとは思っていますが、そのあたりもどうなるかわかりません。

 

基本的に実家で過ごす予定なので、着物も最小限にするつもり。気温差があるのであまり厚着は出来ないけど、こちらは雪解けで足元が悪い時期。…となると、短めに着てブーツかなぁ。草履をバッグに詰める方がかさばらないし。 

すっかり北海道仕様(暑がり)になってしまったので、袷より薄手のウールがよさそう。前回、往復を正絹のお召し(袷)でブラウスインにしたら結構汗をかいちゃったし、ウールなら雨でも風でも大丈夫なので。

 

父は2回目の放射線治療で入院中。その後手術になるようですが、里帰り中に自宅にいるのか入院しているのか今の時点では全くわかりません。なので実家で過ごすにも病院へ行くにも大丈夫な事と、北海道にを出る時と羽田に着いてからの気温差に対応出来る事が条件。

滞在は8日間なので持っていくのは2枚か3枚で十分。帯は意外と重いので半幅2本かなぁ。割烹着とかインナーも必要だし。部屋着的なものは両親のを借りられるけど、ジーンズ位は持って行った方がいいかな。。。

 

そんな訳で、なんとなくあたりをつけている着物を上げてみます(画像で合わせている小物は無視してとりあえず着物だけ)。 

 

春色チーム

桜が終わるくらいの時期ならこのくらいがちょうどいいかと。

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薄手なので暑くても大丈夫。色合いも軽やか。

 

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春!って感じの華やかさで両親も元気出るかな?と。

 

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父もブルー系が好きだし、薄すぎず厚すぎず気取らずに着られる感じ。

 

濃色系チーム

派手過ぎない方がいい時もあるだろうし、汚れを気にせずに着られるのもいい。

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落ち感があって着やすいし病院に行くとしても浮きにくそう。

 

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コレも病院であんまり浮かないと思う。 

 

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意外と帯を選ばないし単純に自分が好きなので。

 

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コレも病院で浮かない系。

 

半襟はかさばらないし安ピン作戦も使えるのでどうにでもなるけど、帯の方はいい感じにパズルがはまる組み合わせを考えないと。いつもは普通のソックスだけど草履を持っていくなら足袋ソックスだなぁ。サボと草履、どちらを持っていくかまだ決めていないけど。

 

悩みどころは上着なんですが、コート系は荷物になるだけなのでパス。行きの車をよく温めておいて、空港の駐車場(田舎なので無料の青空駐車場です)から建物までは気合いで移動するつもり。

薄手のモモンガカーディガン(畳むとすごい小さくなる)を持っていくつもりだけど、少し厚手のモノもあった方がいいかなぁ。同じサイズで作って、2枚重ねて着られるように細工してするっていう手もあるかな?

 

…何しに帰るんだって感じですが、お洋服だとしても何を着て何を持っていくか考えるのは一緒だし、あんまり病気にことばかり考えたくないし。。。

 

実はお土産も悩みどころだったりします。治療の影響でいつものお土産は無理そうなんです。いつもなら父の好物の鮭とばとかアイヌねぎの瓶詰とか豚丼のたれあたりなんですが、味覚がかなり鈍っているらしくて…。甘さは感じるそうで柔らかくて甘いものはそこそこ食べられるみたい(血糖値も気になるので、主治医に確認したらOKだったとのこと)。

それで空港で売っているものを思い浮かべているんですが、コレっていうのがなかなか思いつかず。。。六花亭とか柳月のサイトでチェックしているところです(お土産より息子と私の元気な姿を見せるのが何よりだろうとは思っていますが…)。

 

そういえば髪の色が変わったのを両親も姉一家も知りません。元々髪は黒くなかったとはいえビックリするかも。疲れたお婆さんみたいにならないように、帰るまでにカラーバター入れたいなぁ。湿疹が早く落ち着くといいんだけどなぁ。。。 

 

 

実は里帰りを4月にしたのは、もしかしたら息子が3月中に補習を受けないといけないからなんです。どうなるかはわかりませんが、本人の頑張りが形になるまであとちょっと。ギリギリでも何でもクリアして、無事に春休みを迎えてほしいです。 

両親もですが、実は姉も持病でいろいろあったりします。一番遠くに来ちゃった私が言うのもナンですが、みんな揃うといいなぁ。

あと1か月ちょっと。待つ時間は長く感じるものだけど、体調を崩さないように気をつけなきゃ。

ちま柄お召しに桜色の開き名古屋で角出しもどき

不調の波も少し引いて、今日は雪かきの後にお着替え。

 

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黒の極太帯締めが主張しすぎ?(藤結びじゃない方がよかったかも)

 

角出しもどき

今日は八寸の開き名古屋(ハードルを下げるためにポイント柄無し)で角出しもどき(帯揚帯締めなしでOK)を結んでみました。こういう、重心低めで下に膨らんでいる系の結び方って好きなんです。

 

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なんというか…普通。

 

角出しと銀座結び

そうそう、銀座結びと角出しってネットで見てても結構ごっちゃになってるような…?とりあえず私は垂れの中で貝の口を結んでいる方を「角出し」、お太鼓の時みたいに手先を畳んでる方が「銀座結び」って呼んでます。

 

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下に膨らむ系(角出しとか銀座結びとか)って好き。

 

垂れを通す位置

貝の口っぽい片リボン結びを垂れで2回包んでいるんですが、胴と着物の間に通した方が安定するし、お太鼓っぽい部分の上辺も真っ直ぐに出来ます。・・・が、下のふくらみを出したかったので2回とも通す位置は結び目と胴の間です。上辺は帯の張りでキープ出来そうだったので。 

コレって前結びなのでとっても楽です(…とか言いつつ後ろに回す時に思いっきり歪んじゃったけど)。半幅でも出来るけど名古屋の方がやっぱりいいなぁ。とりあえずもうちょっと歪まずに結べるようにしたいです。

 

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帯揚げ省略、帯締めも飾りなのでなくても大丈夫。(歪んだ…) 

 

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この後角の部分を少し開きました。

 

着ているもの

着物類
  • ちま柄お召し(撥襟) *腰紐 胸紐 
  • 桜色の八寸開き名古屋 *角出しもどき 前板なし
  • 黒の極太帯締め(丸)
  • 雪の結晶のネル半襟(自作)
肌着類
  • 晒の筒袖半襦袢 *コーリンベルトでゆるく留める
  • ポリの裾よけ(長襦袢リメイク)
  • スクエアネックのベア天カットソー+普通の下着
  • 足袋ソックス 

渋い縞に朱の八角 柔らかウールでタートルイン

今日は渋い縦縞ウールに黒を効かせて粋系コーデ。

 

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昔のスーツの裏地にありそうな生地。

 

渋い系の色合わせ

着物は渋めの縦縞。模様の朱色がアクセントになっているんですが、ジャガード織の単衣なので裏も思いっきり朱色なんです(それも含めてもいい感じ)。あっさりめの色合わせもよさそうだけど、今日はアクの強い感じの小物を合わせてみました。

今日のコーデのまま、タートルを白の半襟にしても粋な感じになりそう。衣紋もしっかり抜いて、半襟はたくさん出さずにキリッと細く見せる感じで。

 

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ウールだけどお洋服寄りの質感(しなやかで控えめな光沢あり)。

 

裾除けを直した効果

今日の裾除け長襦袢のリメイク品で、晒の切り替え部分を試行錯誤しながら縫った初期のもの。裾除け本体の幅はちょうどいいのに腰布がやっぱり長すぎる気がして、昨日ちょっと直してみました(切ると面倒なのでつまんでザクザクと手縫いしただけ)。たったそれだけの事ですが巻きやすくなりました。

ただ、ポリの裾除け+ハイソックスに化繊混のモコモコジャケット(モモンガ袖)を合わせたら思いっきり静電気が起きちゃいまいた。正絹じゃないのでエレガードで解決したけど、裾がまとわりついてちょっと歩きにくかったです。

 

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吉弥結び(手先広げバージョン)。

 

背中チェックの時の癖

着ている時や背中の皺を直す時、鏡を見ながら直すと無意識に体をねじっているんですよね。しかも癖なのかいつも同じ向きで、いつも左でした。最近それに気づいて(遅…)、チェックする時も偏らないようにしています。

ちなみに我が家には三面鏡はないので、後ろをちゃんと確認したい時は姿見&手鏡を使ってます。

 

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今日の吉弥結びは背中にちゃんとついてる。

 

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髪が真ん中で分かれてたw

 

 

着ているもの

着物類
  • 縦縞に八角(撥襟) *腰紐 胸紐 
  • 黒の博多半幅 *吉弥結び 前板なし
  • 蛇っぽい帯締め(平)
肌着類
  • 黒タートルのボディブリファー
  • ポリの裾よけ(長襦袢リメイク)
  • ハーフトップ+普通の下着
  • パイルソックス

 

最近また頭皮湿疹が悪化傾向で(北海道的にはまだ季節の変わり目でもないのに…)シャンプーそのものを変えたり使い方を変えたり、色々試しているところです。前回効いたっぽくても今回は全然ダメとかザラなので、コレ!っていうモノはなかなか見つけられず。。。

髪のまとまりを優先すると湿疹が酷くなるし、湿疹用のシャンプーだけ使うと髪が爆発しちゃう。仕方なく順番に使ってとりあえず現状維持って感じ。こういう時に新しいものに手を出すのは危険なので、このパターンで騙し騙しいくつもり。(このまま治るといいなぁ…)

 

 

今日はお天気予報が的中して(あんまりうれしくない)、時間通りに雪になりました。大したことないみたいだけど、明日も朝にクルマを出すので夜のうちにちょっと雪を除けておかないと。ちょっとで済みますように。 

レトロポップちょうちょのそっくりさん着物

思いがけず手に入れた「そっくりさん着物」を着てみました。

 

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先入観でちょうちょに見えたけどやっぱりお花ですね。

 

民芸調 vs レトロポップ

この着物を見た瞬間、頭に浮かんだのはレトロちょうちょ着物。どちらもサラサラウールなんですが、こちらはモチーフも和の雰囲気でろうけつ染め風(プリント)。印象が似ているのは使われている色やその配分、モチーフのサイズがほぼ一緒だからかな。柄そのものは違うのに。

 

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半襟が深く合わさり過ぎた感。

 

過去画像のちょうちょ柄と並べてみます(偶然ですが同じの帯締めを選んでました)。同時に見るとそっくりでもない…かな?

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首がすごい傾いてるのはスルーでw

 

足して割るとちょうどいい?

被っているのでどちらかに絞ろうと思ったけど…うーん。柄的にはレトロちょうちょに軍配が上がるけど着物のサイズ的には今日の方が着やすいんです。ちょっと変わった物が好きな自分としては、身丈が対丈レベルでもレトロちょうちょは捨てがたい。(自分で袖も直したし)

まぁ急いで処分しなくてもいいかな。…ってこんな風だからなかなか減らせないんですけどね。

 

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手先を広げた矢の字。(浮き気味)

 

衣紋抜きなしの半襦袢

昨日と同じタイプの半襦袢ですが、とりあえず今日はコーリンベルトだけで大丈夫でした。留める位置を少し上げたんですが、昨日より滑りのいい着物だから羽織る時にズレずに済んだのかも。着ているうちに半襟が詰まってきたので、身八ツ口から手を入れて少し下げました。

そんな事を繰り返すうちにちょうどいい位置が見つかるんでしょうね。

 

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昨日ほど静電気は起きてない。(素材の相性もありそう)

 

裾の合わせ具合

昨日はザックリ合わせ過ぎて裾広がり気味(ユルユル)になっちゃった裾除けと着物の裾ですが、今日は軽く引き上げる程度にしてみました。下腹の下の部分(足の付け根当たり)に着物が張り付くとお腹が目立つので、そうならないように気を付けたつもり。とりあえず自分的には満足な感じ。

 

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浮き気味ながら手先を広げた矢の字がちょっとマシになってきた。

 

着ているもの

着物類
  • レトロちょうちょのそっくりさん(撥襟) *腰紐 胸紐 
  • 椿色のウール半幅 *矢の字 前板なし
  • 帯締め(平)
  • 雪の結晶のネル半襟(自作)
肌着類
  • 晒の筒袖半襦袢 *コーリンベルト(ゆるく)
  • ポリの裾よけ(長襦袢リメイク) *緩めに巻いたら緩過ぎた感…
  • ハーフトップ+キャミ+普通の下着
  • パイルソックス

 

レトロちょうちょの過去記事も張っておきます。 

 

大好きな夕焼けの景色も日曜のはどうも苦手。…って言っても夕焼けに罪はないし、綺麗な景色にいつも和ませて貰ってるのに酷い言いようですが。

景色をきっかけに思い出す事があるのは仕方ないとはいえ、いろいろ考えちゃうのがいけないんでしょうね。

どんよりしててもしょうがないからとりあえず「笑点」見るかな。

袖丈を直した椿ジャガードを着てみる

袖のお直しが完了した椿ジャガードを着てみました。 

 

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市販の厚手襟芯使用。(やっぱりちょっと襟が浮いちゃう)

 

袖丈5㎝増の49㎝

袖の縫い込みに気付いて袖丈をお直し。縫い代ギリギリで+5㎝、出来上がりは49㎝になりました。写真を撮り忘れちゃったけど大きめの袖の丸み(半径5㎝位のカーブだった)のを半分くらいに。個人的には丸み少なめが好きなので。

基本的に筒袖襦袢派なので袖丈を揃えることはあんまり考えていないけど、バランス的に好きな50㎝前後に直せてよかったです。

 

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袖丈は縫い代ギリギリで5㎝長く出来ました。

 

ちなみにお直し前の記事がコレ。(袖の丸みとか比較しやすいと思います) 

 

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ミニサイズの角出し。

 

今日はやたらと時間が…

昨日はスピードお着替えで「やれば出来る」とか言ってたけど、今日は20分近く掛かってるし(お太鼓だったらもっと掛かってる)。

やっぱり敗因は半襦袢。衣紋抜きなしでもコーリンベルトでゆるく留めたら大丈夫になってきたけど、今日は着物を羽織る時に一気にグサグサに。一度着物を脱いで、伊達締めで固定しました。

裾よけもざっくりしすぎたようで、裾が広がり気味なせいか妙に静電気が起きてます(摩擦が増えてるのが原因って気がするけど違うかな?)。でも今日はいつも上手くいかない身八ツ口周辺はパカパカせずに落ち着いてます。(理由はわかりませんw)

バラつきがあるのはいつものことだけど、いくらでも試せるし気になればいつでも直せるのがおうち着物のいいところ。ちょうどいいザックリ加減を見つけたいです。

 

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袖丈を伸ばし、袖の丸みも小さく。

 

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帯から下はかなりユルいです。(スッキリかつザックリって難しいなぁ)

 

 

着ているもの

着物類
  • 椿文様のジャガードウール(撥襟) *腰紐 胸紐 
  • 椿色のウール半幅 *ミニ角出し 前板なし
  • シャツコールの半襟(自作) *安ピン止め
肌着類
  • 晒の筒袖半襦袢 *コーリンベルト(ゆるく) ポリ伊達締め
  • ポリの裾よけ(長襦袢リメイク) *緩めに巻いたら緩過ぎた感…
  • ハーフトップ+キャミ+普通の下着
  • パイルソックス

 

昨日は雨が降るような暖かさ、今日は晴れてるけど冷たい強風。かと思えば月曜日はまた雪になるらしく…。このままあっさり春になる訳がないのでそれはまぁいいとして、気温の変化でダウンしないように気を付けなきゃ。

今朝はダッシュでお着替え(ハイネックで手抜き) ぼかし風ウール紬

今朝はダッシュでお着替え。(襦袢を省いて時間短縮)

 

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色は何となく合ってるけど縞+縞でちょっとくどかったかも。

 

急いでお着替え

今朝もちょっと隣町まで運転。車から降りないけどお寝間着に茶羽織もナンだなぁ…って思い直して出る直前にお着替え。襦袢は省いたけど裾よけはつけました(動きにくいし寒いので)。細かい事はあまり考えずにザッと巻いて紐で止めて…って感じで帯もパッと思い付いたサムライ結び系。見た目はともかく5分で完了。(やれば出来る)

 

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細かい部分を気にしない方があっさり着られるような。

 

ギュッと引き上げない

下腹引き締めの効果を狙って裾よけを斜め上に引き上げて巻くっていうのがあるけど、私の場合は巻き方が下手なのか、あんまりきつく引き上げない方がいいみたい。急いでたので裾が広がらない程度に下前を少し上げるだけだったけど、その方がお腹が目立たないし。

裾よけと同じで着物の裾もあんまりきつく巻かない方がいいような。お洋服と一緒でつかず離れずがいちばんスッキリ見えるんだなぁって今更ながら気づいた感じ。(遅…)

 

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サムライ結びのアレンジ。(運転後で垂れが捲れ気味)

 

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ぺたんこなので運転しやすい。

 

襦袢と背中のしわ取りが苦手

タートルインだと半襟の出方とか襦袢自体の皺とか考えなくてもいいのでホント楽。やっぱり襦袢の整え方が下手なんだろうなぁ。

あと、背中の皺を取る動作が苦手で気が付くと肩が上がってしまいます。身体の歪みで右肩が高い上、関節も硬くて後ろ手の姿勢では右が特に上がっちゃう。その状態で後ろのお端折りを引いても、腕を戻して肩が下がればこんな風にたるみが出る訳で。

いかり肩&猫背の状態にならないように、肩を下げつつ肩甲骨を引き寄せる感じにすればいいと思うんですが。。。癖ってなかなか治らないけど気を付けようっと。

 

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背中の皺を直したつもりが逆に浮いてたっていう…。

 

 

着ているもの

着物類
  • ぼかしっぽい織りのウール紬(撥襟) *腰紐 胸紐 伊達締めは省略
  • 3色使いの博多半幅 *サムライ結びのアレンジ 前板なし
肌着類
  • ハイネックの縞々カットソー
  • ポリの裾よけ(長襦袢リメイク)
  • ハーフトップ+普通の下着
  • ソックス

 

腕を後ろに回す事って日常生活であんまりないような。動かさないとどんどん固くなっちゃうので、そういう意味でも着物っていいと思います。

 

今日は午後から通院です(息子&私)。1週間前に具合が悪くて受診した息子ですが、予約はそのままなので、学校に迎えに行ってそのまま病院へ回る事に。先週は着物のまま病院へ行ったし、もういいかなみたいな気持ちもあってお着替えしようか迷い中。

聴診器を当てるような受診じゃないので何着てても構わないと思うんです。受診前に血圧と体重を計ることになってるけど、血圧は着物の方が腕を出しやすいくらいだし。(体重が増えても「着物だから」って理由をつけられる…とか思ってる自分てどうなんだろw)

ただ午後一って混んでるだろうから、気になるのはそこなんですよね。うーん。。。どうしようかなぁ。

 

→→→追記

 結局着物のまま病院へ。縞と縞でくどかったので半幅をウールの辛子(ほぼ無地)にチェンジ。グレーのもこもこなモモンガジャケットで行きました。冷静に考えたら先週病院へ行った時とほぼ一緒の組み合わせでタートルが違うだけになってましたw

 

 

いきなり話が変わりますが、テレビを見て思った事。(着物と全然関係ないので畳みます

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小さめの渋カワ銘仙をタートルインでお試し着用

今日はやや難ありの銘仙でタートルイン。リメイクに回すか迷ったのでとりあえず着てみました。

 

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タートルの色がポップ過ぎたかも。

 

ワンコイン銘仙

リサイクルショップのリメイク向けの籠で渋い光沢を放っていた銘仙。ザッと確認したら袖に継ぎあり(柄は繋がっていないけど綺麗に直されているし)。生地自体はしっかりしてるしシミもなくて身幅はほぼジャスト。お洋服っぽく着てもいける色合いだしお値段540円。一応迷ったけど買っちゃいました。(例の背縫いパッカン事件の時にちゃっかりコレも買ってるっていう、、、)

 

着て納得の継ぎの位置

袖の継ぎは前袖で袖山から10cm位下の位置。元々長めの袖丈だったのを直したっぽいけど、なんで前なの?って思ったんですよ。(袖山あたりが焼けて、その部分をカットして残りを繋いだのではないかと…)

でも実際に着るとあんまり目立たないんです。着ると自然に皺が出る位置で、なんとなく紛れるっていうか。

腕って胴より前には動かしてもその逆ってほとんどないし、下ろしてる時は自然に体の前で手を重ねるか、まっすぐ下ろしていても実際は少し前に出てる。そういう動作でいい位置に継ぎが来るようになってました。(下の画像で体側についてる位置に継ぎがあります)

これが腕の外側にきたら(後ろで継ぐとそうなる)かなり目立ちそう。もしかすると絶妙な位置なのかも…って気づいてなんだか感激しちゃいました。基本的には見える位置で継ぎはしないものなんだろうけど、こういう知恵とか工夫ってすごく好きです。

 

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なんとなく短めに着た。(お端折りは無理やり出してます)

 

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何かの本で見たお太鼓風。(お太鼓には見えないけどw)

 

お太鼓風結び

何かの本に載ってたのを試してみました。本に載っていたのは帯揚げも使ってもう少しきちんとしていたけど(イラストだったので想像ですが)、帯揚げは大袈裟っぽい気がして省きました。そのせいかかなりゆるっとしているけど、今日の着方にはこの緩さがちょうどいい感じ。

結び方は貝の口系。手を少し長めに取り、垂れを全部引き抜かずにひと結び。垂れの折り方も矢の字や吉弥結びと一緒。手先はお太鼓の要領で水平に通し、帯締めで押さえます。(帯揚げを使う場合は垂れ上部の輪っかに通します)

 

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八掛は可愛い珊瑚色。(タートルの裾がモコモコしてる…)

 

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ブーツインならこの丈は無問題。このまま着ることにします。

 

 

着ているもの

着物類
  • 渋鼠に臙脂のお花の銘仙(撥襟) *腰紐 胸紐 伊達締めは省略
  • 淡い珊瑚色の博多半幅 *お太鼓風結び(何かの本に載ってた) 前板なし
  • 薄水色の帯締め(丸)
肌着類
  • 細かいラメ入りの水色タートル(自作) *MPLのパターン(廃盤)
  • ポリの裾よけ(長襦袢リメイク)
  • ハーフトップ+普通の下着
  • パイルソックス

 

やっぱり銘仙っていいなぁ。賑やか系の銘仙も好きだけど、こういう渋いのはもっと好き。今日はタートルの色が思いっきりポップだけど、今度はもう少し控えめな色を合わせてゆるっと着たいです。

梅と桜のジャガードウール ニット生地の半襟をお試し

今日は梅と桜のちま柄ジャガード着物(久しぶり)。半襟にボリュームを出してみようと畳んだ綿ニット(中厚スムース)を試してみました。

 

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ニット生地の半襟、結構普通に使えた。(安ピン止め)

 

ニット半襟

半襟代わりに使ったのは綿スムースのハギレ(カットソーを縫った時の余り)で、雪かきの時やお家の中でちょっと寒い時に首に巻いてる物です。そのままでは長いので畳んで調整してから安ピンでとめました。

伸縮性があるので皺も出にくく、生地が重なってぷっくりしていますが意外と使いやすい。襟元も比較的落ち着いてます。

たまたま目についたのがこの生地だったんですが、極端に伸びて戻りの悪いニットは別としてニット半襟ってアリだと思いました。(切りっぱなしでもほつれにくいし)

 

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今日も帯位置はやや高め。

 

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サムライ結びのアレンジ。(成り行きで手が長くなった)

 

サムライ結びの成り行きアレンジ

手を長めに取り、ひと結びの時に垂れ先を抜き切らずに残します。手先を折り上げたらもう一度折り返し、あとはサムライ結びの要領で胴に垂れを通して完成。

上の画像では帯から出てる左側が垂れ先、右側が胴に通した方。この長さと角度が大体同じになるように調節するとなんとなくまとまりが出るような。

 

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サムライ結び系って背中のホールド感が心地いい。

 

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手が長ーいバージョン、結構気に入った。

 

 

着ているもの

着物類
  • 梅と桜に幾何学ジャガードウール(撥襟) *腰紐 胸紐 伊達締めは省略
  • 渋赤の博多半幅 *サムライ結びのアレンジ 前板なし
肌着類
  • 晒の筒袖半襦袢 *背紐付き
  • ポリの裾よけ(長襦袢リメイク)
  • ハーフトップ+タンク+普通の下着
  • ソックス

 

 

昨日着てた椿ジャガードの袖丈のお直しですが、今朝とりあえず縫い目を解きました。つい先延ばしにしちゃうので(こうなるともう縫うしかなくなる)。素材的にはミシン縫い併用でザックリした仕立て(家庭洋裁っぽい感じ)が多いイメージだけど、とっても丁寧な手縫い(縫い方もちゃんとした和裁)でなんだか意外。

 

この着物です。 

うまく言えないけど、これを縫った誰か(元の持ち主さんなのか、そのお母さんかおばあちゃんか…もしかしたら縫い子さんかも??)からそういうのも引き継ぐつもりで丁寧に直そうと思いました。

 

アンティークでも何でもない庶民的な素材のリサイクル着物だけど、こういう手作り品ってひとつひとつに物語的なものがあるんだろうなぁって感じます。生地を買いに出掛けたり、サイズを測ったり、裁断したり縫ったり…そういうのを思い浮かべただけでもほのぼのしちゃうっていうか。

まぁ縫った人は最終的に見ず知らずのおばちゃんが着る事になるなんて思いもしなかったでしょうけどねw